シリコンバレーの義務教育事情

シリコンバレーの日本人コミュニティJPTAのページにシリコンバレーの義務教育に関するコラムが掲載されていた。
まさにそのとおりなので、引用しつつ感想を・・・

前回のエントリとあわせてごらんください。

シリコンバレー義務教育事情

以下が紹介文

一般にアメリカにおける義務教育というと, 日本で見受けられるようないわゆる受
験戦争や偏差値教育とは無縁の世界で、子供達はのびのびと学校生活を満喫してい
るだろうと想像されるかもしれません。ところが、現実にはのんびりしていること
もできないようです。今月は義務教育に焦点を当てて久保由美さんにリポートして
いただきました。熾烈な「学区レベル」の競争が繰り広げられている様子が特に印
象的です。

「なぜCupertinoにすんだのですか?」という問いに、
「会社で赴任前の説明会があったときにCupertinoがいいですよ。前任者もそこでしたし、情報もきけますし、治安もいいし、日本人もそこそこの家族数が、すんでいるので、住みやすい」
という理由で住まれる方が多く、これは、赴任してから住む場所を決めるというより、赴任する前から、Cupertinoと決めて移り住む日本の方が多いようです。お母さん達にきいてみると、やはり学校のレベルがいいし・・・という話でした。

これはそのとおり。我が家も完全に上記のケース。まったく土地感もなく、住むところを決めるとなると海外子女教育振興財団や前任者の駐在員の情報がすべてとなる。冒険することのできず、結局高い家賃のCupertinoに住むことになる。

クパティーノ学区に住んでいないけれど、クパティーノ学区の住所を借りて、子供をその学区内の学校に通わせるということです。その住所貸しの代金が、月に1200ドルという金額まででてきました。

上記の名義貸し(住所貸し)はけっこうあるようだ。しかし1200ドルはらってまでやることかな・・家賃より高かろうに・・

では、Cupertino地区に実際住んでみて、納得のゆく教育を受けているか?という問いには、全般的には、快適だけど、小学校の授業内容に、体育と音楽がない。ということに不満を抱いている方が多いようです。

そうか、これを読んで、体育と音楽の授業がないのはアメリカでは当たり前だと思っていた自分の間違いに気がついた。体育は日本語の補習校にもないので、別途スイミングクラブやジムなどに通うこども多いようだ。我が家はまだそんな余裕がなく、二つの学校に通うので精一杯だ。

STRAテストは、カリフォルニア統一テストのことで、小学2年から始まり、高校まであります。この統一テストにより、カリフォルニアは、スコアーが高い学校に多くの予算を出します。

これは我が家の子供も受けるらしい。ミーティングにおける学校の真摯な態度もこのひとつかもしれない。英語に苦労している長男(カンタ)の成績を上げたいのだろう。試験の結果で校長や先生の評価がかわるのか・・

子供を持つ親にとって、子供の教育問題は、我が子が教育を終える大人になるまでの間、大きな課題です。今回、いろいろな人に話しをきいてゆくと、やはり、自分の子供にあった場所というのを見つけだせた親子ほど、関係がよく、よい伸びをしめしている気がします。親が我が子のことを知らずして、どこがいいと話すのは、主役がいない舞台の話しをきいている錯覚にさえ陥りました。最初に
「我が子を見据えて、その上で、話し合ってゆく」
これが第一歩の気がしました。

まったく持ってそのとおり。「見据える」のが難しいと最近つくづく感じる。
とにかく、長男(カンタ)の学校問題は現在の我が家の最重要問題である。