ソフトブレーンのセミナーに参加してきた

ソフトブレーンの主催するセミナーに参加してきた。

セミナーの詳細はこちら

セミナーはとても盛況であった。スーツを着込んだサラリーマンやいかにも経営者という顔ぶれが多くいた。3百人ははいろうかという会場がほぼ満席だった。

ソフトブレーンの宋会長はビデオだけの出演だったにもかかわらず、この集客力はソフトブレーンの現在の勢いをよくあらわしている。

キャスターの福島敦子氏のセミナーも面白かったが、僕として面白かったのが、ニチレイフーズの事例だった。

いまどきSFAというキーワードをあえて使い、自分たちの基幹系、そして情報系のフロントしてのSFAの歴史を紐解いてみせた。情報システムの担当者だけあって、具体的でかつわかりやすい内容であった。

ポイントを以下にまとめる。
・徹底的なベンチマークが必須
・現場(特に営業)の参加が必須
・基幹系あっての情報系

ニチレイフーズのSFAが本当にうまくゆくかはこれから(まだ本稼動から3ヶ月)、携帯で有名なソフトウェアを使いながら、携帯を一切使わない面白い事例だ。

基本的にはプロセスという観点で業務をいかに見れるかがポイントだと思った。

ダン・ギルモア氏を囲んでに参加して

別ブログとのダブルポストです。

リンク: FPN-ニュースコミュニティ- 「ダン・ギルモア氏を囲んで」イベントレポート集.

めったに日本でお会いできる機会が無いダン・ギルモア氏と、短い時間ではありましたが多くのブロガーの方々とQAセッションや懇親会の時間を取ることができ、非常に貴重な機会だったのではないかと振り返っています。

アメリカにおける草の根ジャーナリズムの第一人者で、自ら草の根ジャーナリズムのベンチャー事業を立ち上げたダン・ギルモア氏のイベントに先日参加してきた。

すでにいろんなところにその状況が伝えられているので、僕があえて詳細を伝える必要はないが、いろんなブログにでている感想などを読んで思ったことがある。

ブロガーはジャーナリストになりたいのだろうか?
ブロガーはジャーナリストなのだろうか?

方々で参加者やギルモア氏のジャーナリズムという言葉に対する定義があいまいで、議論がいまいちかみ合わなかったことが伝えられている。では一歩進んで考えると、ブログを書く人たち、いわゆるブロガーはみな「ジャーナリスト」なのか?ということだ。

少し言葉について調べてみる。

はてなで「ジャーナリスト」を調べると下記のような定義がある。

時事的なものについて分析したり、何かを語ったり書いたりすることを職業にしている人間として、評論家よりも若干時事的な事物(モノ・人・場所など)に直接接したりすることが多い。

いまいち意味不明だが、職業=専門性、プロフェッショナルととられている人が多いのではないだろうか?とすると多くのブロガーはジャーナリストではない。そうでない人もたくさんいるが・・

英和辞書でJournalistを調べると「新聞雑誌記者[寄稿家,業者]; 報道関係者」と出る。

ではJournal を調べると下記のような結果となる。

1a 日誌,日記 《★【比較】 通例 diary より文学的なものをいう》.
b [the Journals] 《英》 国会議事録.
2
a 雑誌,定期刊行物.
b (学術団体などの)機関誌.
c 日刊新聞.
3 【海】 航海日誌.
4 【簿】 仕訳(しわけ)帳.
後期ラテン語 diurnlis ‘daily' から

ポイントは書いた本人が書いた事に対して責任を持ち、他人に読まれることを前提にした場合すべてがJournalになるのかもしれない、ブログは当然他人に読まれることを前提にしたメディア、手段だからジャーナリズムと考えるのが自然かも・・・

後は読み手の数が草の根か市民か地域かマスかを決めてゆくのかもしれない・・メインとマスは似ているようでぜんぜん違うなあ・・

とりあえず応募!

エプソンダイレクトの「Endeavor NT340」欲しい!

奥さんにノートブックを買ってあげたいのだが・・
自分のノートを奥さんにあげて、これを使おう。

今日は我が家の奥さんは友達を映画を見に行ってます。
なんか超能力者4人が地球を守る映画らしい・・・なんのことだか、さっぱりです。

子供たちとこれから風呂に入ります。

実践・価値評価シリーズのセミナーに参加した

はてなにおける初投稿になります。

板倉雄一郎氏事務所が主催するセミナーに参加してきた。

参加してきた理由が、板倉雄一郎氏がKISS第33号「お金の仕組みを教える理由」で述べられている「日本人のファイナンシャルリテラシー」を高めたいと本当に思っているのか、知りたかったのだ。

結果は、本当にそうらしい ということだ。

参加者の多くは20台の若者だった。(30台の僕は正直浮いていた)その半数以上が長期的な株式投資をしているらしいと知って正直びっくりした。時代は確実に変わっているようだ。

板倉雄一郎氏はとても魅力的な人だった。

彼のまわりにはすばらしい仲間や彼を慕う若者がたくさんいた。会場来ていたセミナーの過去の参加者(卒業生)と会話したが、とっても板倉氏と触れ合うことで、知識以上に人間性に惹かれているんだなあと感じた。

さてセミナーの内容であるが、「DCF法による企業価値計算の概要」について述べられていた。内容についてはブログでも散々書かれていることなので、新しいことは何もない。読んでわからない人が、直接語ってもらうことで理解したり、テレビなどで板倉氏をみてなんとなく来てしまった人にとっては役立つかもしれない。

そんな僕の内容の本質を見損ねていたようで、ROIC-WACCのスプレッドの意味することをわかり、板倉氏のホームページにある「(企業)簡易価値計算」のすごさが理解できた。

板倉氏がセミナーでおっしゃっていた特長的な言葉といくつか列挙。

セミナーは楽しい、はじまるまで待っていられない。
・今日もらう10万円と10年後にもらう10万円のどちらが良い?
・お金は時間の概念を抜きにして考えてはいけない。
・知識によってお金は移転する
・常に分数で物事を考える。
・企業とは何か 価値創造のための仕組み
・株を買う=株を買った会社に自分の資金を運用してもらう

実際1泊2日の合宿研修の費用21万円は安い!投資をしていたり、興味を持っている人はぜひ行くべきだと思う。

僕は投資には興味がないので、とりあえず会場で紹介されていた本を読んで勉強することにした。

【IT】情報リテラシーと生産性

情報リテラシーとは「情報機器やネットワークを活用して、情報やデータを取り扱う上で必要となる基本的な知識や能力」のことを言う。出典は→こちら

要はコンピュータを道具と正しく理解し、正しく利用することなのだ。最近、その能力が著しく低い一部の人のために、全体の生産性がとっても低下しているのではという疑問を感じるようになった。

具体的に言うと日常(パソコンを使う時間)のほとんどを閉めているオフィスアプリケーションに対する知識、経験が人によって、とんでもなくかけ離れている場合が多い。

最近聞いた具体的な例だ。

・課長にMS Wordで文章を作れと命じられたAさんは、2日後すべて図形描画のテキストボックスで作成したきた。

・営業から電子メールでエクセルファイルをもらったBさんは、部長から印刷を求められ印刷したが、どうしても1枚に入りきらない。「作成元の作り方が悪いんです、電話します」と怒り気味だ。

エクセルを利用しているのに最終的に電卓で再計算したり、計算式がはいっているセルに数字を直接いれて計算式をつぶしたりなどこの手の話は尽きない。

どちらかというと年配の方の問題だと思っていたら、若者にもけっこう信じられないことをする奴もいる。大学のゼミや研究室でコンピュータそのものに触れてはいても、もともとそこが変な使い方をしていた場合などにそればおこる。「なんだお前これ?」「はい?」という感じになる。

ネットを検索すると、公式に公開されているドキュメントでも考えられないような作り方をしているものに出くわす。個人を槍玉にあげて笑っていられるのならよいのだが、もっと組織を見渡すとほっておいてよい問題ではないことがわかる。

さてさてどうしたものか?

フィードビジネスの未来

RSS/Atomなどのフィードという技術をビジネスにしようとしている業界団体FBSのイベントに参加した。

頭を整理するのにとても役にたった。
インプレスおよびITmediaにはすでにこのイベントに関連した記事が掲載されている。

「2009年に2000億円」、RSS/Atomフィードのビジネス活用推進団体が初会合

フィードビジネス・カンファレンス:RSS/Atomフィード需要拡大の先に見えるもの

(株)RSS広告社 田中社長は、RSS/Atomなどのフィードを利用したプレイヤーを1)配信レイヤー、(2)付加価値レイヤー、(3)受信レイヤーの3層にわけて、それぞれの概況を述べてくれた。「市場をもりあげなくてはいけない」で講演(どちらかいうと講義に近い)をはじめた田中社長は「日本語解析」が検索と同じ技術の肝であり、最後には「技術力」と「営業力」のパワーゲームになるのではないかと言われていた。

3層を図式したものは記事と一緒にこちらにある。

どうやらマイクロソフトIE7.0にRSS機能をのせるらしいので、3層目のビューワーの世界はいずれ彼らの世界になってゆくのかもしれない。

下記は前述の記事を一部引用。

「あくまで仮説であるが」と前置きしながらも「2009年には280万ユーザーがフィードを利用し、市場は約2000億円程度になるのでは」と予想する。佐藤氏によると、現在約8000万人のインターネットユーザーが月間平均で約15時間インターネットを利用しており、年間約5.6兆円のB2Cコマース消費を作り出しているとのことで、これらの拡大とともに、この中からユーザーがフィードに費やす時間や金銭の増加が見込めるとのことだ。

記者って発表者のソースのぜんぜん裏とらないんだ(そのままかい!)、と正直驚きであるが、フィードというものが情報の消費の仕方を大きく変えてゆくことは大きく同意ができる。

マイクロソフトRSSAtomなどの専門用語がフィードの一般的普及をさまたげているとして「Webフィード」という言葉に変えてゆこうと提唱しているようだ。

株式会社テクノラティジャパン 佐藤匡彦氏の話で面白かったのはユーザのインターネットの利用の志向が「ブランド軸」から「目的軸」に変わったと指摘された点だ。必要な情報にたどりつく際の、ポータル、検索エンジンの利用の仕方をさしてそういうらしい。ブログやトラックバックなどの従来のやり方とは違う、人・情報のリンク、集積がそれを実現しているだろう。

「Blog/Feedはゆるやかな情報共有、指向性低い情報を伝達するツール」と説明してくれたサイボウズの小川氏の説明はとてもわかりやすかった。企業ないでBlogをどう利用するかという点をサイボウズ社内の事例をもとにわかりやすく説明してくれた。「なんとなく知らせたい」「なんとなく知っておきたい」情報を伝える、「見たよ」って返事しなくてよい。企業における「報連相」「メール」とは違った居心地のよい情報共有空間をと作り出すことが可能になるとしている。そのために「社内にWeb型のRSSリーダーをおくこと」が現実的な解としている。

会場でやられたアンケート結果などはこちらにある。アンケートを結果を見ると、技術そのものよりも、どうビジネスにしてゆくか?企業内でどう利用するか?というところに現状の注目が集まっているように感じた。