日本人のマナー

改めて電車通勤をするようになって思うことがある。

「日本人のマナーは最低かもしれない」

なぜか?

降りる人を待たないで、我先に乗り込んで席を探す人々、大声で関係なくしゃべる人々などが目に付くからだろう。

一方、最近新聞で外国人の駐在(日本に)している記者たちの日本人のマナーに対するコラムを読んだ。どうやら彼らの印象は「日本人はとてもマナーが良い」ということらしい。電車の中で携帯電話で話さないことや、お店なので商品の在庫が切れているときに店員が「申し訳ありません」あやまることなどがそう感じさせるらしい。

この違いはどこから生まれるのだろう。

土地柄、宗教、歴史、交通システムの違いなどいろんな要素が絡んでいて、その答えがすぐに見つかるわけではないだろう。また人の印象などたった一回の出来事で大きく変わってしまうので、それをもとに大勢を判断するのは良くないだろう。

ひとつ僕が確信として感じていることは(論理的に説明できないが)、「日本人は日本人らしい良い部分をどんどん、切り捨てている」ということだ。反して「悪い部分」はことさら強調または放置されるようになっている。

とりあえず時差通勤をしよう、浅ましくない自分でありたいと思った。