JPTAセミナー:ブログの魅力と可能性に参加した

本日、JPTAが主催するセミナー:ブログの魅力と可能性に参加してきた。メインのスピーカー3人もすごいが、参加者もすごい顔ぶれだった。
自分で自分のBlog(アメリカ見たまま)について紹介させられる一幕もあり、恐れ多いことだった。

講師は、平田大治氏(Sixapart社)、村山尚武氏、渡辺千賀氏の3名。平田氏とはネットで使って画像をiChatで、音声を電話を使って進められた。

内容の濃いセミナーであった。また講師の村山氏、渡辺氏との会話する機会を得ることができて有意義だった。

いくつか関心した件(くだり)を記述する。

●BLOGの将来についての平田氏の言葉
・確実のPersonal Publishing、Comunicationを変える。そしてそこにはお金をもうけるチャンス(ビジネス)がある。
・企業の市場とのコミュニケーションの仕方も変えている。それを脅威に思うか、チャンスにしていかせるかが問題。

新しい時代を作っている人の言葉の意味は大きい。

Blogは今大きなブームとなろうとしているのは間違いない。インターネットやiモードの初期のころとよく似ている。そして一度大きな反動があるだろう。だが僕のそんなちっぽけ心配をふっとばす説得力があった。参加者からTypepadのログについての不具合を指摘されると素直に謝罪され、修正を約束されていたエンジニアとしての素直な面も心地良かった。

●面白いBlogについて紹介してくださいという質問に対する渡辺氏の答え

・あまり(他人のBlogは)読みません。Fact(事実)にしか興味がないので、Comment(誰かの意見)には興味がないのです。

すごい。
こうなりたいが、なかなかこうはなれない。特に日本の企業にいると他人の意見の最大公約数をとるのが普通だ。コンサルタントならではだろう。
ただし、Comment(他人の意見)によって気づかされることが多い。自分で体験したことが以外、どんな事実(文章も映像も、Blogも)も誰かしらの意思を反映している。人間は事実だけでも生きられないとも思った。もちろん渡辺さんが他人の意見に耳を貸さないというわけでない。

●村山氏の「電波文系」ぶり

130近いBlogを日々チェックしているそうだ。チェックする方法(Bloglines)までご披露されていた。
CNET Japanの梅田氏のBlogにゲストブロガーとして登場されたときは堅い文章を書かれていたが、ご自身のBlogではのびのび自由に書かれているなあという印象を持っていたが、本人にお会いして納得。Blogのままの人であった。

僕もまぎれもなく「電波文系」なので、Blogに対する姿勢や活用方法には共通点があった。

企業内Blog、KMとしてのBlog、ナローキャスティングツールとしてのBlogなど他にも取り上げたいトピックはあるが、それは明日以降で・・。ありがたいお話のお礼もこめてこのセミナー関係の記述があるお二方のBlogにトラックバックします。