アメリカでは怒るときに怒るべき2

今回は前回のエントリからの続き。事故処理は現在も進行中。

先日やっと自分の保険会社から連絡がきた。
僕が保険会社に自分のエージェント(代理店)ととおして報告したのは、事故の当日(11/10)。しかし実際の保険会社の担当を僕が最初に会話したのが、11/17だ。保険の契約書には事故報告後24〓48時間以内に連絡する必要があると記載されている。

先日の教えに従い、僕も今回は怒ってみた。「なぜこんなに連絡が遅れたのか?24〓48時間に連絡するのがルールではないのか?」それに対する彼女(担当は女性)「それは私がオフィスにいなかったから」

英語で言うなら「It does not matter for me!!」(そんなの俺に関係あるか!)というところだろう。

「なぜ他の担当者から連絡がこないのか?お前の会社はそんなこともできないのか?」と続けたところ、「なぜ代表に電話し、対応を依頼しなかったのか?」と返答してきた。

もう半分あきれはてていたが、「それではあなたは僕のミスだといいたいわけですか?」と聞いたら、「この問題は誰も悪くない」と返事した。(お前が悪いと本当に僕は思っていました。)

「それではお客様はなにがお望みですか?」と聞いてきたので、「遅れたことに対する謝罪を要求する。」と堪えたところにべもなく「それはできません。」(たぶん謝罪する権限を与えられていないのだろう。)と答えてきた。

しばらく同様のやりとりが続いたあと、「マネージャーを出せ!」というのも面倒なので、「この後の処理は迅速に約束どおりにやってください。」と言ったところ、「Of coruse, Sir.」と答えてきた。

アメリカが長い同僚に言わせると「まだいいほうですよ」とのこと。事故処理の手続きの勉強にはなりました。

1.保険会社に連絡
2.保険会社が派遣した人物が見積にくる。写真をとり、その場で印刷してれる(なんと車の中にプリンタ持参!)
3.自分の好きな修理屋で直す。(今回はエージェントに紹介してもらった)
この段階で別の修理箇所がある場合もあるそうだ。その場合は再度見積らしい。
4.免責金額を払う。(僕の場合$250)
5.自分の保険会社と相手の保険会社が交渉し、交渉成立した場合、免責金額が返ってくる。
(同僚の経験だと1年くらいかかるそうです。)
6.免責金を送り返してきたチェック(小切手)のコピーは要保管。保険会社はいいかげんで保険の更新時に平気で値上げを要求してくるからです。僕の場合はぼくのミスは100%ないので、保険金額はあがらないそうです。。


ここ数日は交差点でとまると後ろの車の人物をチェックするようになった。
「電話してんじゃねーよ!」と叫んでいます。(カリフォルニアは運転中の携帯電話の利用がOKなのです。)