Social Geekについて
最近Social Geekやらアルファギークやらちょっとした「ギーク」ブームである。
Social Geekという言葉はシックスアパート社平田氏のBlogで発見。
マーケターになってしまいました... [dh's memoranda]
自分のやっていることについて、様々な視点から、だれにもわかりやすい説明をきちんとできる、自己満足でおわらない社会性のある geek でした。説得力もあって、ビジネスに結びつけるだけの力を持っている人にも、幾人も出会いました。
ギークに限らず実は人間にとってとても重要なスキルだ。「人間は社会性のある生き物だ」という言葉を思い出さずにはいられない。地域社会や家族は崩壊し、コミュニティがなくなっている中、インターネットは新しいコミュニティのあり方を見せ始めている。Blogしかり、ソーシャルネットワークサービスしかりだ。
いわゆる「おたく」と「ソーシャルまたはアルファギーク」の違いこそ社会性だと思う。技術がどんなに進歩しても人間は人の中で生きてゆく、映画マトリックスのような世界になってしまったら分からないが、どんな人間も一人では生きてゆきないと思う。
もちろん「ソーシャルまたはアルファギーク」には凡人には持ち得ない才能があるのはもちろんである。
ホームページ→掲示板→Blog→ソーシャルネットワーク というコミュニケーションの流れの中には「匿名から実名へ」という意味があると思う。それはつまり、インターネット上のコミュニケーションがリアルな世界により近づいてきたことだ。
Blogという怒涛のテキストコンテンツの登場がインターネットおよびリアルな世界にどういう影響を与えるかとても興味深い。
社会性のある(多分・・)凡人である僕は、山を高くするのは彼らにまかせて、裾野を大きくすることをしたいと思う。