標準構築力 要は意思力

なぜ日本は「標準」でリーダーシップを発揮できないのか : IT Pro 記者の眼

標準構築力を巡る諸問題はすべて意志の問題に帰着する。例えば日本勢は,国際的なコンソーシアムを利用することが大変下手である。IT産業でいえば,マイクロソフトIBMなどは自社で開発した技術仕様をいったん標準化団体やコンソーシアムに提供し,それらを標準にした時に,間髪入れず自社製品を出す,といった実に巧妙な戦術を用いている。日本勢がコンソーシアムを苦手とする細かい理由はいくらでも列挙できるが結局は意志が弱いのである。

日経ビジネスの谷島記者の記事の引用。

国民性、文化が意思が弱い ということに通じているということだろう。
古くは中国、現在はアメリカから標準をいただいているのだ。

日本国内ならいざ知らず、世界で戦おうと考えたり、ネットによってますます国境や言語の壁がなくなっていることを考えるともう「変わらなきゃ」と思わずを得ない。

そんな意味ではシリコンバレーはもっとも大きなうちのひとつの「標準作成地帯」かもしれない。