社内Blogの大きなメリット

ITmedia エンタープライズ:Google、「企業内Blog」に大きなメリットを実感

Googleファイアウォールの内側にWebログシステムを実装したのはおよそ18カ月前のこと。同社はそれ以降、多大な恩恵を受けており、興味を持ったクライアントに対してはツールや専門知識を提供することも将来的には考えている。同社幹部はそう語った。

(中略)
 「導入以来、われわれはファイアウォールの内側でのさまざまなBlog利用方法を目にした。会議のメモをつけたり、分析情報を共有したり、コードの部品を共有したり、同時に個人的な利用法もあって、同僚に自分が考えていることを伝えたり、何をやっているかを教えたりする」とゴールドマン氏。「イントラネットと内部のドキュメントの基礎部分を増強していくのに、本当に役立つ」と同氏は説明する。

Googleなどの先進企業(新しいテクノロジーのほかの企業の先立って取り組む)が企業内Blogに成果を見出した意味は大きい。数年後のどこもかしこも社内Blogの状況が想像できる。

同記事の中でGoogleが今後、社内版のBlogで培ったノウハウを外販について、Googleの担当者は言及していないようだ。

個人的にはGoogleアプライアンスと同様Blogのアプライアンスを作成してほしい。もちろん検索を最適化するのは当然だ。

結局はITはある面、コミュニケーションツールでしかない。Blogが社内外を問わずそれを促進する効果があるのは間違いがない。提供される道具の品質はまったく同じ、あとはそれをどう上手に利用するかだ?Blogというツールがコモディティ化するのはたぶん一瞬(1〓2年)だと思う。