企業におけるBlogのあり方
最近仕事関係ネタの投稿が多い。今回もアメリカとはあまり関係がない。
ブラザー社員のブログ brotherhood - ブログはじめました
どうもこんにちは。ブラザーに勤める松原です。突然ですけど、ある日河原で考えたんです。
『最近企業の残念なニュースが多いなぁ』
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『企業への不信感が募ってるよ』
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『信頼される会社になるにはどうしたらいいんだろうか?』
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『誠実な会社であり続ける+ちょっとはお客様に開かれた会社があってもいいんじゃないの?』
とても気持ちのよいBlogです。
ブラザーでは社員による公認Blogをはじめたようだ。ご本人も「企画倒れ」に終わると思っていたBlogに対して何故企業の経営者がGoを出したのか興味深い。
「世の中に対して誠実であり続けるため」、たぶんすべての企業が求められていることだろう。株主、顧客、社員、そしてその家族などすべてに対してだ。
マイクロソフトの古川氏のBlogが昨年11月から休止している、再開を楽しみにしている人は多い。一方ライブドアの堀江社長、Niftyの古川社長のように顧客とも誠実なコミュニケーションを実現している例もある。
一方、アメリカではデルタ航空やGoogleの社員が会社の事を個人のBlogに記載したために解雇されている。
企業にとってBlogとはなんなのか?どう利用すべきなのか?
アメリカは個人がとても重視されるため、個人が自分の意見をきちんと言うということが日本よりははるかに認められている。
「一般社員が会社に変わって意見や思いを述べるなど僭越(せんえつ)だ!」という反応が一般の日本企業のあり方だ。「自由にものを言える会社」を標榜している会社は多いが、実際に言える会社はほとんどない。
大切なことは「スピード感」「開かれた空気」「誠意ある対応による納得の醸成」だと思う。
「お客様に対して誠実に、開かれた会社になる」ためのブラザー松原氏のBlogの行く末、楽しみに見守ってゆきたい。
※トラックバックは可能だけど、コメントはダメなようです。手をあげて意見を言える人は歓迎という意思表示ですね。